2025年6月25日にふと思った疑問をXのみなさんに聞いてみました。みなさんが「初めて買ったドリッパー」って何ですか?
6月25日〜30日までを期間とし、80名81件の回答をいただきました(1人の方は同時に2つ購入した)。回答をいただいたみなさま、ありがとうございました。
さっそく結果を見ていきましょう。

1位は30票を得たハリオ V60でした。
ハリオ V60は2005年に発売を開始して、今年で20周年なんですよね。ということはコーヒー歴が1~20年だよ、って方がけっこう多いってことですね。実際V60が注目されはじめたのが2010年以降(世界大会で使われ始めた頃)なので、コーヒー歴15年くらいまでに絞り込んでもいいかもしれません。V60とコーヒーを始めて、現在も続けている方が多いってことですね。
関連ページ:V60シリーズ
2位はカリタの台形ドリッパー。
V60よりもこのドリッパーは長い歴史があります。1980年代にはもう存在していて、現在も「ロト」という名称で販売されています。2000年以前よりコーヒーを嗜んでいる方など、台形から始めた方が5人に1人の割合でいらっしゃいますね。この集計では年代を聞いていないため、回答をいただいた全員が長くやっているわけではありませんが、カリタの台形って手に取りやすいんですよね。そして種類が多い、ヴィンテージモデルから始まり、波佐見焼、ボーンチャイナなどのバリエーションがあります。これも人気の理由かも。
関連ページ: オールドカリタ (Vintage Kalita)
3位は三洋産業 CAFEC のフラワードリッパー。
このドリッパーは2016年に発売されたドリッパーです。現在ではCAFECのドリッパーに「フラワードリッパー」と名付けられていますが、こちらは円錐形のものですね。個人的にもこのドリッパーは相棒感が強くあるので、このドリッパーを第一歩目に選んだ方々がすこし羨ましくなりました。現在は2代目で素材がトライタンに変わってカラーリングも増えました。個人的には思い入れがある初代が好きです。
4位はハリオスイッチ(浸漬式ドリッパースイッチ)です。
発売は2019年です。ここ5~6年でコーヒーを始めた方が選んだってことですね。この結果、個人的にはかなり意外でした。ただ、ハリオスイッチの抽出の安定感と手軽さを考えると「それならやってみようかな」と思う方が多くいたのかもしれませんね。「これからコーヒーを始めたいんだけど」という方にはハリオスイッチをお勧めするのがアリかもしれませんね。
関連ページ: ハリオスイッチ(HARIO SWITCH)
5位はダイソーのコーヒードリッパー(KONOS)。
持ってません! が、ダイソーがコーヒーに力を入れているのはここ最近の新商品(おこのみドリッパーなど)を見ても分かりますね。とにもかくにも、100円で買えることの手軽さがコーヒーを始める理由になっているのが分かります。今度見かけたら手に取ってみようかな。
この他にいただいた回答もバリエーションが多くて楽しいです。
アウトドア系のドリッパーや不思議な機能を持つものも、個性があって面白い。
ちなみに、わたしは笠間焼の作品が初めて買ったドリッパーです。陶器市で「コーヒー淹れてみようかなー(当時はまだカフェで飲むだけだった)」って思ったのがきっかけです。
ぜひ「初めて買ったドリッパー」を忘れずに、たまには使ってあげましょう!