[コーヒーブレイク] 2025年上半期で満足度が高かったドリッパー・器具 各5選

📂 コラム(Coffee Break)

2025年もあっという間に半年が過ぎましたね。ここで一息ついて、上半期に買って満足度が高かったドリッパーと器具をそれぞれ5つずつ紹介します。

(1) 2025年上半期 ドリッパー5選

MUVNA Brew Coffee Filter Glass

3月に購入したのが中国の新興メーカーMUVNAのガラス製のドリッパー。リブが窪んでいる構造では珍しいガラス製です。また、光の当たり方によって色合いが変わるのも特徴ですね。空気の通り道があんまりないので、お湯抜けはけっこう遅めです。

The H.U.A. Rose Dripper EVO

4月に購入した台湾の智造所(Inovmaker)のドリッパー。従来あった陶器製のバラの花びらを模したドリッパーのトライタン版です。造形はかなり精巧です。デザイン目重視のロマン枠として買ったんですが、使ってみると酸味・甘みがどちらも出ます(バランスとはまた違う印象)。

UFO Ceramic Dripper

こちらも4月に購入したUFOドリッパー セラミック。80度の角度がついていて、他のドリッパーと比べて全高が低い。そのためお湯を注ぐ高さの余裕があまりなく、ゆっくり注いで、結果撹拌少なめの抽出になることが多いです。ペーパーは専用になる…と思いきや後述に紹介するペーパー(?)が合うのでご参考に。

ethicus 58 dripper

6月に静岡に訪れた際にETHICUSに立ち寄り購入しました。リンスでの貼りつきが良く、抜けも早い印象。抽出したコーヒーは、酸はあるけどオブラートに包まれてるみたいな感じがあるね。できあがりの温度も高いので、温度変化もより感じやすくなってます。買ってよかった、って思うドリッパーでした。

ハリオ上海 V60 トライタン製ブラック 01サイズ

6月末に購入したドリッパーです。国内で販売されている樹脂モデルはAS樹脂製ですが、トライタンモデルが追加されました、中国で。これは中国向け商品ですが、ドリッパーは日本製です。箱のV60 20周年の文字を見る限り、これは国内でも販売されそうな気がしてます(SCAJでお披露目とかなのかな)。

(2) 2025年上半期 ドリッパー以外の器具 5選

Subminimal Subscale

豆の重さを量るだけの道具です。実はエスプレッソを抽出する器としても使える見たいですが、なんか怖いのでこの使い方はしていません。反応速度と精度は上々で、購入後はほぼ毎回このスケールを使ってます。起動するまでに待ち時間(メーカー名が流れる)があるのだけが残念なところか。

minos The Anchor

ノブを回して角度を調節できて、円錐型や一部のフラットボトム型に使えるイイトコどりのリンスアシストツールです。今まで使ってきたリンスアシストツールの円錐型の方に調整機能を加えた感じ。微妙に角度が異なる円錐ドリッパーが増えてきたので、それに対応する用だね。

ボンスター 油こし紙 直径15.5cm 20枚

ボンスターのオイルメイト 油こし紙です。油こし紙をペーパーフィルターとして使うんです、意外ですが抜けが早くて使いやすいんですよね。シバリストと同じく、片側がツルツルになっていてこちらに粉を触れさせます。小さめのフラットボトムドリッパーやUFOドリッパーにも合う、万能フラットペーパーです。今年イチのお気に入り。

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STARSEEKER Super58

電動エスプレッソメーカーです。58mmのエスプレッソツールが使えるため、私の場合はFlair58用に揃えた道具をそのまま使ってます。準備から片付けまでが早いので、「あ、飲みたい!」って思った時に手軽に淹れられるのが良いです。味はFlair58の方が好みなんですが、特に朝にエスプレッソを飲むならこっちを選びますね。

エアロプレスで淹れるほうじ茶

コーヒーではないですが、コーヒー用の器具を使っているということで。エアロプレスで淹れるほうじ茶が好きなんだよねー。特にクリア版だと茶葉の踊る様子が見えるのでさらに楽しいです。片付けも楽なので、夜にさっと飲みたい時はこの方法(インバート)で淹れてます。


振り返ってみると、あれこれ今年買ったやつなんだ、とか思うものもちらほらありますね。
自分が気になることを自分のペースで、これを続けていこうと思ってます。あ、いちおう書いておきますが、これらの器具を含むわたしの持ち物に提供品はありませんからね。ぜんぶ自分で買ってます(計算したら恐ろしいので目を背ける)。